top of page
検索

【後期高齢者医療保険】75歳以上の保険料に「金融所得」を反映へ

yoshinaritakamune
6月3日
読了時間: 2分

今回のテーマは、

『<後期高齢者医療保険>

75歳以上の保険料に「金融所得」を反映へ』です。

 

この記事は1~2分程度で読み終わりますので、

ぜひご覧ください。

 

75歳以上の後期高齢者が

株式の配当などの「金融所得」を得ている場合、

確定申告をするかしないかによって、

医療保険料や窓口負担額に大きな差が生じる仕組みになっています。

 

政府はこのような不公平さを解消するため、

確定申告をしない特定口座の所得なども

保険料算定に含めるための議論を本格化させています。

 

□■━━━議論の背景━━━■□

現状の税制では、源泉徴収ありの特定口座で運用している場合、

確定申告する必要はなく、確定申告をしない限りはその金融所得が

後期高齢者医療保険料に反映されることはありません。

たとえば、同じ500万円の配当収入があっても、

申告の有無によって保険料に約50万円もの差が出るケースもあります。

 

また、増大し続ける医療費を維持するため、

年齢ではなく各人の「支払い能力」に応じて

支え合う仕組みへの転換が求められています。

現在、後期高齢者の医療費の約4割は

現役世代の負担によって賄われており、

金融資産を保有する高齢者層にも相応の負担を求めることで、

制度を維持する狙いがあります。

 

□■━━━新制度の仕組み━━━■□

所得を正確に把握するための新たな仕組みとして、

政府は金融機関に対し、個人の配当所得などが記載された

「法定調書」のオンライン提出を義務付ける方針です。

 

これらの情報を集約し、

市区町村が個人の金融所得を直接確認できるようにすることで、

確定申告がなくても保険料や窓口負担に

反映させることが可能になります。

なお、システム整備に時間を要するため、

実際の導入は2030年度頃となる見通しです。

 

▼詳しくはこちら

厚生労働省

「世代内、世代間の公平の更なる確保による

全世代型社会保障の構築の推進」

 

□■━━━まとめ━━━■□

今回の改革は、投資収入がある

高齢者にとっては負担増となりますが、

世代間の公平性を保つためには避けられない議論と言えるでしょう。

 

また、いずれは75歳未満の国民健康保険料などに

拡大する可能性も考えられるため、

今後の動向を注視する必要があります。

 
 
 

最新記事

すべて表示
【非上場株式】非上場株式の評価が変わる?国税庁が示した見直しの方向性

今回のテーマは、 『<非上場株式>非上場株式の評価が変わる? 国税庁が示した見直しの方向性』です。 このメールは1~2分程度で読み終わりますので、 ぜひご覧ください。 8月20日、国税庁は 第5回「取引相場のない株式の評価に関する有識者会議」を開催し、 これまでの議論を踏まえた評価見直しの方向性を示しました。 現時点では制度改正が決まったわけではありませんが、 今後の非上場会社の相続・

 
 
 
【NISA】2027年から始まる「こどもNISA」とは?子どもの将来に向けた資産形成の新制度

今回のテーマは、 『<NISA>2027年から始まる「こどもNISA」とは? 子どもの将来に向けた資産形成の新制度』です。 このメールは1~2分程度で読み終わりますので、 ぜひご覧ください。 2027年1月から、 NISAのつみたて投資枠が0~17歳にも広がります。 いわゆる「こどもNISA」と呼ばれる制度で、 教育費などの将来必要となる資金について、 子ども名義で長期的に準備できる仕

 
 
 
【インボイス経過措置】2026年10月からは「80%控除」→「70%控除」に変更へ

今回のテーマは、 『<インボイス経過措置> 2026年10月からは「80%控除」→「70%控除」に変更へ』です。 このメールは1~2分程度で読み終わりますので、 ぜひご覧ください。 2023年に開始されたインボイス制度の「経過措置」により、 現在は免税事業者等からの仕入れに対し 80%の仕入税額控除が認められています。 この措置は2026年9月末に終了しますが、 令和8年度税制改正によ

 
 
 

コメント


bottom of page